ベースプロポの選定として、「Futaba FP-TBUAP PCM1024」を対象に検討しました。
結果 不合格。

PCM1024は、スティックの傾きをアナログサーボ動作の角度指示信号として10bitの
デジタルデータとして送信している。
ならば、スティックの動作角度に対応した電圧変化を、10bitのADコンバーターで
計測すれば、単純に10bitの計測結果が得られると思いました。
結果は異なり、実質8bit。
確証として単純な実験を行ないました。
スティックの可変抵抗に5Vをかけ、スティックを動かし、最小電圧と最大電圧を
計測すると、最小電圧:1.96V、最大電圧:3.04V、変化量は1.08Vで、5Vの20%の
変化量しか得られない。
言い換えると、10bitの分解能の20%程度しか利用できない。
素人の私が使う場合は、難しいです。機械的に大変良いので残念です。
この時代のFutabaさんは、可変抵抗の電気的特性が良い部分を利用する方向で、
この可変抵抗を採用し、設計していると思われます。
製品の時代が異なりますが、Walkera DEVO7、Spectrum DX6iが採用している
スティックの可変抵抗は、分解能の95%は利用可能です。
一般に販売されている可変抵抗ではありません。